期末テストの学習法【5科総論】

期末テスト対策について

 

どの教科も全てをテスト前に詰め込もうとするのではなく、普段の学習習慣が大切です。

直前に詰め込んだ内容は、テストが終わるとすぐ忘れてしまいます。

余裕をもって準備しておくことが何においても非常に重要です。

テストが近づいてきたら学習のペースアップを行いましょう。

 

 

 

↓ 各科目の学習における総論です。細かいことは多々ありますが、大きく述べると以下のようになります。

  ここから実際にどう行動に移すかは、各自の得意不得意や生活リズムなどによって左右されます。

  学校の先生や塾の先生と相談しながら実行していきましょう!

☆国語

中間テスト範囲との関連性がある分野が期末テストでも出題されますので、中間テストの復習はとても重要。

国語は、まず文章がしっかり読めるようになることが重要です。

テスト2週間ぐらい前からしっかりと読むことを意識しましょう。

わからない(読めない・書けない)漢字や言葉の意味をチェックしする習慣は非常に有効です。

あとは、ワークや教科書準拠の問題集をやり込みます。

苦手な人が多い記述問題は手を抜きがちですが、配点が高いのであきらめずにやりきりましょう。

 

ポイント → 「読み切る」「書き切る」

☆数学

中間テスト範囲との関連性がある分野が期末テストでも出題されますので、中間テストの復習はとても重要です。

中間テストが返却されていると思いますので、しっかりと復習しましょう。

その後に期末テストの対策です。教科書の問題をすべて理解しましょう。

次に、ワークの問題をやり込みます。

ワークの問題は難易度によりレベル別にわかれていることが多いですが、三段階ある場合は、数学が苦手な人も二段階まではなんとかマスターできるようにしたいところです。

教科書もワークも、わからない時には時間をかけすぎないよう、積極的に質問して解決しましょう。

目安は一問あたり5分考えて解法が思いつかない場合は、質問した方がよいです。

すべての科目に通じることですが、質問することは恥ずかしいことなんかではありません。

とてもとても大切なことです!学校の先生や塾の先生をどんどん活用しましょう。

 

ポイント → 「解き切る」「どんどん質問」

☆英語

英語も、数学と同様に基礎の積み上げが大切な科目です。

中間テスト範囲の内容理解が不十分な場合は、復習からスタートしましょう。
期末テスト範囲の文章をしっかりと読みましょう。自宅で学習する際などは、声に出して読むとよいでしょう。

発音や、意味に気を付けながら読み進めると文章自体が自然と体に入ってくるようになります。

同時に、わからなかった単語や熟語をまとめた単語帳(ノート、カードなどなんでも可)などを作ってチェックしていきます。

あとは、教科書準拠問題集のやり込みです。

テスト問題は大半が似たような問題で構成されることが多いので、問題集のやりこみはとても効果的です。

 

ポイント → 「耳と口を活用」「手も動かす」

 ☆理科

理科は「物理」・「化学」・「生物」・「地学」の4分野に分かれています。

どの分野も、まずは重要語句を覚えることが第一です。特に「生物」と「地学」は暗記の要素が多くなってきます。

「物理」や「化学」では、起こる現象の理解がまず第一に必要となります。

ただやみくもに覚えようとするのではなく、「なぜそうなるのか」を必ず意識しましょう。

「物理」「化学」では計算問題も出題されます。

数学同様、ワークをやり込んで解けるようになっておきましょう。

計算ミスなども普段の学習から気をつけておかなければなりません。

 

ポイント → 「納得」「暗記」「計算力」

 

☆社会

社会は「地理」「歴史」「公民」の3分野があります。

いずれも暗記とワークのやり込みが中心ですが、留意すべき点が分野ごとに異なります。
「地理」は、グラフ問題に特に注意。数字の丸暗記ではなく、何のためのグラフなのかを普段からよく見ておきましょう。
「歴史」は、年代が重要!暗記する際もできごとの起こった順番、流れを意識しましょう。
「公民」は、時事問題と絡めた出題が増えてきているように感じます。教科書の丸暗記だけでなく、最新ニュースと関連付けて理解しておきましょう。テスト前だけでなく普段からニュース番組を積極的に見ておきましょう。

 

ポイント → 「流れ」「暗記」「洞察力」

 次回、「副教科ってどうするの??」